カキの果実にはビタミンCやビタミンA、カテキンなどの栄養成分が豊富に含まれています。果実はそのまま生食されるだけでなく、サラダやマヨネーズ和え、白和え、てんぷらなどに料理され、食材としても利用価値の高い果物です。
カキの葉にはビタミンCが100g中に1g程度と非常に多く含まれています。カキの葉から作られた柿茶には緑茶の2~3倍のビタミンCが含まれています。
柿茶の作り方は、葉を摘み(渋柿でも甘柿でもよい)、陰干しして、主脈を除き蒸したあと、ざるなどの上で陰干します。
また、カキの葉は、柿の葉ずしなど料理の材料にも用いられています。カキの紅葉は美しいので料理を彩る高級材料です。紅葉が美しい「錦繍(きんしゅう)」、「丹麗(たんれい)」は、農研機構果樹研究所が育成した品種です。。
下記のサイトで美しい「錦繍」の紅葉をご覧ください。
http://www.fruit.affrc.go.jp/kajyuimage/k-kinsiu06.jpg
「丹麗」は下記のサイトです。
http://www.fruit.affrc.go.jp/kajyuimage/k-tanrei14.jpg
果物&健康NEWS Vol.166