シィクワシャーは、我が国の南西諸島から台湾にかけて野生しているタチバナに似たマンダリンです。特有の芳香と食味があり、料理や生食・ジュースに利用されています。
別名にシークヮーサー、ヤブタチバナ、クニブ、ヒラミレモンなどがあります。シィクワシャーとされたのはカンキツ分類の権威、故田中長三郎博士が1926年に「植物研究雑誌」に報告したことによります。
最近の研究からシィクワシャーの果実にガン予防などに有効なフラボノイドの一種であるノビレチン、リュウマチ予防に関わるタンゲレチンが多く含まれていることが分かり、注目されています。
果物&健康NEWS Vol.177