香川県小豆島にオリーブが導入されたのは、今からちょうど百年前の1908年4月です。明治40年、農商務省がオリーブオイルの国内自給を目的に香川県、三重県、鹿児島県をオリーブ栽培の試験地に指定しました。翌年、アメリカから小豆島へ519本の苗木が導入されました。
オリーブは油料作物として有史以前から地中海沿岸で栽培されていました。オリーブの原生地は小アジア説と、エジプト、リビア、エチオピア、アトラス山脈、ヨーロッパの一部に存在していたとの説があります。
オリーブオイルは、オレイン酸の含量が多く、飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸のバランスが優れていることに特徴があります。
果物&健康NEWS Vol.182