17.3.08

パッションフルーツ

パッションフルーツの原生地はブラジルです。熱帯果樹であることから我が国ではパッションは情熱と思われていますが、キリスト受難のパッションに由来します。

花の構造とパターンが キリストの受難に関連しているように見えることから、この名が与えられました。 花の子房柱は十字架、3つに分かれた雌しべが釘、巻きひげはムチ、副冠はイバラの冠、5枚の花弁とガクは合わせて10人の使徒、葉は槍を指しているとのことです。

果実は香りと酸味に特徴があります。ジュースとして果汁を2~3倍に希釈すると適度な酸味になり、香りも十分で、色感、マイルドな酸味、爽快な高い香気で優れています。今後の需要が期待されています。


果物&健康NEWS Vol.188