ビワは、バラ科ビワ属の常緑果樹です。露地では、11月~翌年の2月までの間に開花し、5~6月に成熟します。果実は黄白色から橙色で、果実重は30g~80gです。通常4~8個の種を含んでいます。
ビワには大きな種があるので食べる部分が少ないと思っていませんか。決してそんなことはありません。果肉の割合は65%~70%でウンシュウミカンと同じくらいです。
江戸時代、京都や江戸では毛を除いて乾燥させたビワの葉と木香、桂皮などを配合して煎じる「枇杷葉湯」が売られていました。暑気あたり、食中毒、腸カタルの予防に効果があると伝えられています。
果物&健康NEWS Vol.190