果物がない季節でも缶詰があれば食べられます。缶詰の歴史は今から約200年前のビン詰めの発明から始まります。1804年にフランスのニコラ・アペールにより、食料を密封して加熱しビンに詰めることで長期に食料を保存する方法が発明されました。
1864年、ルイ・パスツールにより食料の腐敗に微生物が関与することが科学的に証明される約60年も前に殺菌技術が開発されていたことになります。
缶詰は、1810年にイギリスのピーター・デュランドにより発明されました。これにより、食品を長期間保存出来るだけでなく携行が容易になりました。
日本では、1871年に長崎でフランス人の指導のもとでイワシ油漬の缶詰が作られたのが始まりといわれています。
果物&健康NEWS Vol.196