11.7.08

スイカ

スイカはアフリカが原産地です。栽培の歴史は古く、約4,000年前のエジプトの壁画にもスイカが描かれており、この頃にはすでに栽培されていたと考えられています。

中国へは11世紀頃に、我が国へは15世紀頃に中国から琉球を経て薩摩に入り、その後、京阪地方から江戸へ伝わったと考えられています。我が国でスイカの栽培が盛んになったのは優良品種が渡来した明治中頃と考えられています。

形や色、重量などの異なる様々な品種が栽培されていますが、我が国で栽培されているスイカは、球形で、果皮にしま模様があり、果肉が赤いF1品種(一代雑種)です。また、我が国では種子はあまり食べませんが、種子生産専用の品種もあります。


果物&健康N8WS Vol.205