果物が美味しい秘密の1つは、甘味成分が含まれているためです。果物に含まれている甘味成分はブドウ糖、果糖、ショ糖やソルビトールなど糖類のほか、アミノ酸(アラニン、セリンなど)、フラボノイド(ジヒドロカルコン類など)があります。
こうした糖類などが甘いのは、人の身体にある味覚を感知する甘味センサーと反応するためです。一方、カロリーは、小腸などから吸収され、体内で代謝されるエネルギー量のことです。従って、甘さとカロリーは直接関係はありません。
一般的に1g当たりのカロリーは、糖類が4キロカロリー、脂質が9キロカロリー、タンパク質が4キロカロリー、アルコールが7キロカロリーです。アルコールも体内でエネルギーになります。
果物&健康N8WS Vol.214