生活習慣病は、複数の疾患感受性遺伝子と生活習慣との影響下で発症しますが、その遺伝子の発現は、生活習慣によって大きく左右されます。例えば、ハワイに移住した日本人の疾病構造がアメリカ型に変化することが明らかとなっています。生活習慣病の予防に果物の摂取量を増やすとともに食事全体を見直す必要があります。
かつては加齢とともに発症・進行すると考えられ「成人病」と呼ばれていたのですが、若い人でも発症し、子供の頃からの悪い生活習慣の蓄積がその発症に大きく関わっていることがわかり、1996年に、生活習慣病という呼び名に変わりました。
果物&健康N8WS Vol.201