アメリカ・国立心肺血液研究所などの研究グループは、ヒト介入試験を行い、高血圧予防のためのDASH摂取プランを開発しました。
DASH摂取プランは、果物と野菜を多く摂取するとともに、低脂肪の乳製品、全粒穀類、魚、鶏肉、ナッツの摂取を増やし、脂肪、菓子、加糖飲料を減らすことに特徴があります。この摂取プランでは、果物を4から5サービング摂取することを勧めています。中くらいのリンゴなら毎日4個から5個です。
この先駆的なDASH摂取プランは、各国の食事ガイドラインに影響を与え、我が国でも「日本人の栄養摂取基準2005」、「高血圧治療ガイドライン2004」などでその科学的有用性が報告されています。
果物&健康NEWS Vol.169