20.4.07

ウメのタネの形で品種が分かる

 ウメの品種は300種以上あるとされており、身近でも様々な品種が栽培されています。ウメのタネ(核:種子を内果皮が包んだもの)をみてみるとその形や大きさ、表面の模様などは様々です。ところがよく見るとウメのタネの形状や大きさは同一品種内では変異が少なく、品種間で差異が大きいことが分かります。

 そのため、梅干しのタネの大きさや表面の模様などからウメの品種を知ることができます。品種の分かったタネを保存しておいて、食べた梅干しと比較してみると面白いと思います。

 最近の研究で、ウメのタネをデジタル画像処理して品種を識別する技術が開発されました。

この技術については下記のサイトで読めます。
http://www.fruit.affrc.go.jp/seika/2005/fruit05004.html






果物&健康NEWS Vol.148