ウメの出荷が始まっています。ウメはアジアの一部に限られた独特の果樹で世界的にはあまり普及していませんが、日本では古くから栽培され、食用や漢方など様々に利用されてきました。
ウメは地域適応性があり、優良品種であっても不適地では優良形質が発現されない場合があります。そのため、地方独特の品種が多数知られています。東北地方の「豊後(ぶんご)」、北陸地方の「藤五郎(とうごろう)」、「稲積(いなづみ)」、「藤之梅(ふじのうめ)」、関東地方の「白加賀(しろかが)」、「養老(ようろう)」、関西地方の「南高(なんこう)」、「城州白(じょうしゅうしろ)」などです。
果物&健康NEWS Vol.153