スモモには、ニホンスモモとヨーロッパスモモとがあります。ニホンスモモは「古事記」などにも記載されている昔からある果物の1つです。しかし、酸っぱいため長い間あまり利用されてきませんでした。
明治になり、日本や中国の品種がアメリカに伝わりました。アメリカで、このニホンスモモの改良が行われ品質が向上したので、今度は逆に、日本にニホンスモモが導入され、栽培されるようにました。「ソルダム」、「サンタローザ」などが、アメリカから導入された品種です。
スモモの良質果は、果面に白い粉(果粉)がついていて、全体に丸い果実です。スモモはあまり貯蔵性がないのでお早めにお食べください。
果物&健康NEWS Vol.156